Scrapbook
of Our
Explorers
新卒でゴールドウインに入社。2年目でThe North Faceに異動した青柳は、2024年より現職。朝は早めに出社し、休日は同僚たちと趣味のランニングを楽しむなど、さわやかな彼女のワークライフバランスに迫る。
Work Scope1
人と人、グループとグループを
繋ぐブランド運営の核
企画・開発などの商品製作を起点に、マーケティングや販売のサポートまで、多岐にわたる業務を担うマネージャーの青柳。「部内の定例会から直営店のレビュー会、イベントの打ち合わせ、調達部との納期確認など、午前中は打ち合わせが続きます。ブランド運営のハブとして、さまざまな部署との連携が必要なので、日々いろんな人と関わりますね」。打ち合わせの中でも青柳が楽しみにしているのが企画会議。1年以上先の商品企画について、コンセプトやデザインをグループのメンバーとディスカッションする。同じ趣味をもつ同僚も多く、打ち合わせは和気あいあいとしたムード。「個性あふれる同僚に囲まれ、いつも明るい職場です。趣味が仕事に繋がることもあるので、趣味と仕事をボーダレスに楽しみたい人にはフィットする会社だと思います。それに、同じ部署でも多様なポジションがある。自分に合う居場所を見つけやすいと感じています」
同グループのメンバーとの打ち合わせ。週末も一緒にアクティビティを行うなど、同僚と仲がいい。
Work Scope2
人が少ない朝のオフィスで、
集中できる自分だけの時間を
朝の満員電車を避けるため毎日8時過ぎに出社し、人の少ないオフィスでコーヒーを片手に業務をスタート。朝の時間を有効活用しているという青柳には、しゃんとしたムードが漂う。「出社したらまず売上状況や、グループのメンバーがまとめた分析資料やレポートに目を通します。気になった点があれば販売部や直営店の担当者に個別でチャットや電話をすることもあります」。現在青柳が所属するのは、普段使い用途のバッグや小物などを扱うライフスタイルギアグループ。9年前にThe North Faceに異動してから昨年までは、アパレルグループに所属していたという。「同じブランドのアパレルの企画を経験してきたので、モノ作りの流れは理解しているつもりでしたが、いざ担当が変わりハードグッズとなると、生産の背景や仕組みがまったく違っていて。昨年異動となった現在の部署では、まだまだ新たなチャレンジがたくさんあります。The North Faceはもともとギア屋さんなので、今後ハードグッズをもっと盛り上げたく、日々邁進中です」
PCと外部モニターの2画面を使い数字のチェック。マイボトルと手帳、ノートは仕事の必需品。
Work Scope3
ブランドのタグラインとともに
さまざまなプロジェクトにチャレンジ
本国・アメリカのチームとのミーティングや、海外の店舗に足を運んで情報交換をする機会もある。2020年の東京オリンピックでは、スポーツクライミングの日本代表ユニフォームのプロジェクトメンバーに抜擢され、本国との共同開発に携わった。「アスリートと距離が近いのもThe North Faceならではだと思います。プロジェクトによっては、日本代表の強化合宿や指導者研究会などにも参加させてもらえて、とても学びが多いです」。新卒で入社し、今年で11年目。真摯にブランドと向き合う青柳に、働く上での座右の銘を尋ねると、「ブランドタグの“Never Stop Exploring”。大人になると何かをやる前に挑戦そのものを諦めることが増えてしまっている気がして。例えば趣味のマラソンなら、練習できていないから大会はやめておこうって思うこともあるけど、それはダメだなと。改めて、この言葉を教訓として心に留めています」
フランス・シャモニー出張にて。グローバルチームとの打ち合わせや大自然を楽しんだ
Personal Life1
オフの日も同僚とランニング。
社内の風通しがいい理由はここに
週末は近所に住む同僚と集まり、“TNF SUNDAY FREE RUN CLUB”を開催している。「朝の7時に集合して、河川敷を15kmほど走ります。走り終わったら、通っているカフェでコーヒーを飲んだり、かき氷を食べたりして小休止。“ファンラン”として、この時間を同僚と楽しんでいます」。直近では、花見ランを計画中だとか。「季節に合わせた企画を立てて走ったりと、とても平和で、気持ちのいい時間ですよ」。現在、社内の14名ほどが“TNF SUNDAY FREE RUN CLUB”に仲間入り。「休日まで会社の人と過ごせるのは、みんな仲がいい証拠だと思っています」。部署や上司・部下の垣根を超えて一緒にスポーツで汗を流し、フィールドで会話をする。そのおかげもあって、オフィスの風通しがよくムードもいい、と笑顔で語ってくれた。
近所に住む同僚と週末に行う“TNF SUNDAY FREE RUN CLUB”。カフェで休憩を挟みつつランニングを楽しむ。
Personal Life2
入社してから出会ったスポーツも。
仕事も遊びも全力で楽しむ
「本格的にランニングにはまったのは、実は入社してからなんです」。前部署で約8年間、ランニングやトレーニングのアパレルの企画を担当していたことをきっかけに、すっかりトレイルランニングにはまってしまったという。最近では同僚に連れて行ってもらったスキーが、青柳の冬の定番スポーツになった。「もともとスポーツはやっていたのですが、トレイルランニングやクライミング、スキーなど、私自身もこの会社に入ってから出会ったものもたくさんあります。何かスポーツをやっていないとダメということはまったくないので、気が引けるとは思わないでください。社員それぞれが楽しんでいるアクティビティの魅力を、まわりに伝えたいと思っている人も多いんです。何ごとにもウェルカムな雰囲気のある会社なので、遊ぶように仕事をしたい人、遊びも仕事も全力でできる人なら、やりがいや達成感を見つけられると思います。前向きでエネルギッシュな人に特におすすめの職場です!」
同僚に誘われて始めたスキー。ギアはもちろんThe North Faceのものを愛用。
MY TNF PRODUCT
2020年東京オリンピック
スポーツクライミング
日本代表ユニフォーム
「マイ・ベストをひとつだけ選ぶとしたら絶対にこれ!」と見せてくれたのは、2020年東京オリンピックのスポーツクライミング日本代表のユニフォームのサンプル。「クライミングは他のスポーツとは違ってユニフォームに定型がないので、とにかく手探りでした。機能性とデザイン性を両立するため、チームで研究を重ね、富山のテック・ラボと何度も議論して。大会を見届けたときは、感動と同時に安堵もしました」。プロジェクトメンバーに選ばれたのは入社4年目のとき。「大きなプロジェクトでしたが、先輩方が若いチームで挑戦してほしいとチャンスをくれて、この会社・ブランドの懐の深さを感じましたね。若い人が挑戦し活躍できるのが、The North Faceの社風であり、魅力だと思います」※写真はサンプル