ATHLETE EVERYONE ADVENTURE RACERALPINE CLIMBERCLIMBERSPHOTOGRAPHERRUNNERSSKIERS & SNOWBOARDERS RUNNERS 森本 幸司 Koji Morimoto 1980年生まれ 学生時代は陸上競技部に所属し、長距離選手として活躍。高校2年のときに、顧問の勧めで、荷物を背負って約7kmの山岳コースを駆け上がる国体山岳競技に初出場。翌年の「第53回かながわ・ゆめ国体」では見事優勝を果たした。とはいえ、当時はまだトレイルランニングという言葉すらなく、陸上競技に専念。マラソンや駅伝を主戦場とし、2014年の「福岡国際マラソン」では自己ベスト2時間23分41秒をマークした。しかし、8年連続で熊本県代表として走った「九州一周駅伝」が終了したことを契機に、再び舞台を山へと移す。当時、タイムを追い続ける競技スタイルに少し疲れを感じていた森本にとって、トレイルランニングはまさに自由そのものだった。走る楽しさを取り戻した彼は、2015年に「STY」準優勝、「霧島・えびの高原エクストリームトレイル」で優勝。そして2017年には、地元・熊本で開催された「Aso Round Trail」でも優勝を果たしている。こうして順調にスタートを切った森本は、2019年、ポルトガルで開催された「IAUトレイル世界選手権」に日本代表として選出される。その後も国内レースのミドルレンジを中心に順調に優勝を重ねていた森本は、2022年夏、県職員から熊本市の会社に転職し、阿蘇支店長に就任。トレイルランニング大会の運営にも携わり、阿蘇の自然や景観の魅力を広く伝えることを目的とした地域貢献型の会社だ。転職によってレースへの出場数は減ったものの、時間の自由がきくようになったことで、この1〜2年は海外レースへの挑戦も増えている。トレイルランニングを通じて国内外のさまざまなフィールドを走るなかで、あらためて地元・阿蘇山の魅力に気づいたという森本。これからも意欲的にトレイルランニングレースに挑み続けながら、地元のフィールドに貢献し、山を走る楽しさを一人でも多くの人に伝えていきたいと考えている。 2015年 STY 準優勝 霧島・えびの高原エクストリームトレイル 優勝 IZU TRAIL journey 準優勝 2016年 SPA Trail 準優勝 2017年 Aso Round Trail 優勝 神流マウンテンラン 優勝 2018年 九州脊梁山脈トレイルランニング 優勝 2019年 IAUトレイル世界選手権日本代表 千羽海崖トレイルランニング 優勝 2021年 白馬国際トレイルラン 優勝 2022年 霧島・えびの高原エクストリームトレイル 優勝 2023年 World Mountain & Trail Running Championships日本代表 2024年 Asia Pacific Trail Running Championships 2024日本代表 Formosa Trail(台湾) 優勝 EXPLORE ATHLETE ケイトリン・ガービン KAYTLYN GERBIN フェルナンダ・マシェール FERNANDA MACIEL 土井 陵 Takashi Doi ロブ・クラール ROB KRAR OTHER RUNNERS
1980年生まれ
学生時代は陸上競技部に所属し、長距離選手として活躍。高校2年のときに、顧問の勧めで、荷物を背負って約7kmの山岳コースを駆け上がる国体山岳競技に初出場。翌年の「第53回かながわ・ゆめ国体」では見事優勝を果たした。とはいえ、当時はまだトレイルランニングという言葉すらなく、陸上競技に専念。マラソンや駅伝を主戦場とし、2014年の「福岡国際マラソン」では自己ベスト2時間23分41秒をマークした。しかし、8年連続で熊本県代表として走った「九州一周駅伝」が終了したことを契機に、再び舞台を山へと移す。当時、タイムを追い続ける競技スタイルに少し疲れを感じていた森本にとって、トレイルランニングはまさに自由そのものだった。走る楽しさを取り戻した彼は、2015年に「STY」準優勝、「霧島・えびの高原エクストリームトレイル」で優勝。そして2017年には、地元・熊本で開催された「Aso Round Trail」でも優勝を果たしている。こうして順調にスタートを切った森本は、2019年、ポルトガルで開催された「IAUトレイル世界選手権」に日本代表として選出される。その後も国内レースのミドルレンジを中心に順調に優勝を重ねていた森本は、2022年夏、県職員から熊本市の会社に転職し、阿蘇支店長に就任。トレイルランニング大会の運営にも携わり、阿蘇の自然や景観の魅力を広く伝えることを目的とした地域貢献型の会社だ。転職によってレースへの出場数は減ったものの、時間の自由がきくようになったことで、この1〜2年は海外レースへの挑戦も増えている。トレイルランニングを通じて国内外のさまざまなフィールドを走るなかで、あらためて地元・阿蘇山の魅力に気づいたという森本。これからも意欲的にトレイルランニングレースに挑み続けながら、地元のフィールドに貢献し、山を走る楽しさを一人でも多くの人に伝えていきたいと考えている。
霧島・えびの高原エクストリームトレイル 優勝
IZU TRAIL journey 準優勝
神流マウンテンラン 優勝
千羽海崖トレイルランニング 優勝
Formosa Trail(台湾) 優勝