走り始めたのは30歳のときだった。学生時代からバスケットボールを続けてきたが、本格的なランニング経験はなく、トレーニングの一環として初参加した42kmのトレイルランニングレースで優勝。31歳にして人生初の表彰台に立つ。この経験が「自分はまだ成長できる」という確信につながる。それを機にトレイルランニングにのめり込み、9カ月後の2014年夏には国内最高峰の100マイルレース「ULTRA-TRAIL Mt.FUJI(UTMF)」に初出場し、総合15位、日本人3位という好成績を挙げる。翌年は世界最高峰のトレイルランニングレース「ULTRA-TRAIL DU MONT-BLANC(UTMB)」に初挑戦し、日本人最高位の11位でフィニッシュ。その後も、2022年「UTMF」準優勝をはじめ、ショートディスタンスから100マイル超まで、国内外のあらゆるカテゴリーで戦績を積み重ねてきた。なかでも、山岳レースには無類の強さを発揮。3つの日本アルプスを繋ぎながら日本海から太平洋まで415kmを駆け抜ける「トランスジャパンアルプスレース(TJAR)2022」では、大会記録を大幅に短縮する4日間17時間33分の新記録で初優勝を飾り、「TJAR 2024」では2連覇を達成している。鍛え抜かれたフィジカルとメンタルに加え、あらゆるミッションを総合的に組み上げる戦い方は、土井の得意とするところ。「優勝はプロセス自体を重視した結果」と語っている。また、2022年からは、奈良県生駒でトレイルランニング仲間とともに『BAMBI100』を主催。年齢・性別・経験を問わず、100マイルという距離への敷居を下げ、その楽しさを共有することを目的としている。もっと多く、もっと新しい世界を見たいという好奇心こそ、モチベーションの源泉。トレイルランニングのアスリートとして、山を楽しむその魅力を広く伝え、自分が得た経験を世の中に還元したいと考えている。
1981年生まれ
走り始めたのは30歳のときだった。学生時代からバスケットボールを続けてきたが、本格的なランニング経験はなく、トレーニングの一環として初参加した42kmのトレイルランニングレースで優勝。31歳にして人生初の表彰台に立つ。この経験が「自分はまだ成長できる」という確信につながる。それを機にトレイルランニングにのめり込み、9カ月後の2014年夏には国内最高峰の100マイルレース「ULTRA-TRAIL Mt.FUJI(UTMF)」に初出場し、総合15位、日本人3位という好成績を挙げる。翌年は世界最高峰のトレイルランニングレース「ULTRA-TRAIL DU MONT-BLANC(UTMB)」に初挑戦し、日本人最高位の11位でフィニッシュ。その後も、2022年「UTMF」準優勝をはじめ、ショートディスタンスから100マイル超まで、国内外のあらゆるカテゴリーで戦績を積み重ねてきた。なかでも、山岳レースには無類の強さを発揮。3つの日本アルプスを繋ぎながら日本海から太平洋まで415kmを駆け抜ける「トランスジャパンアルプスレース(TJAR)2022」では、大会記録を大幅に短縮する4日間17時間33分の新記録で初優勝を飾り、「TJAR 2024」では2連覇を達成している。鍛え抜かれたフィジカルとメンタルに加え、あらゆるミッションを総合的に組み上げる戦い方は、土井の得意とするところ。「優勝はプロセス自体を重視した結果」と語っている。また、2022年からは、奈良県生駒でトレイルランニング仲間とともに『BAMBI100』を主催。年齢・性別・経験を問わず、100マイルという距離への敷居を下げ、その楽しさを共有することを目的としている。もっと多く、もっと新しい世界を見たいという好奇心こそ、モチベーションの源泉。トレイルランニングのアスリートとして、山を楽しむその魅力を広く伝え、自分が得た経験を世の中に還元したいと考えている。
UTMF(100mile) 準優勝
TJAR 2022(415km) 優勝 *最速記録
Deep Japan Ultra(165km) 優勝
Tor des Géants(イタリア/330 km) 完走
Mt.FUJI 100 (100mile) 6位
ASO ROUND TRAIL(115km) 3位
TJAR 2024(415km) 優勝
THE NORTH FACE 100 HK(香港/100km) 5位
TRANS GRANCANARIA(スペイン/128km) 32位
Mt.FUJI 100(100mile) 11位