THE NORTH FACEATHLETE

ATHLETE

三浦 豪太
SKIERS & SNOWBOARDERS
三浦 豪太
Gota Miura

1969年年生まれ

11歳のときに、父・三浦雄一郎、祖父・三浦敬三、母、姉、兄とともに、家族三代でアフリカ大陸最高峰キリマンジャロに登頂。当時としては世界最年少記録だった。幼い頃から、家業ともいえるスキーに親しみ、中学からは、スキー環境とグローバルな教育を求めてアメリカ・ユタ州に留学。1991年、全日本フリースタイルスキー強化指定選手に認定。以後、モーグル日本代表選手として、1994年リレハンメル冬季オリンピック、1998年長野冬季オリンピックに2大会連続出場。世界選手権2大会連続出場、ワールドカップ5位入賞など、戦歴を重ねる。2001年、ユタ大学スポーツ生理学部を卒業後、スキー競技から引退。その後、冬季オリンピックやワールドカップのTV中継でフリースタイルスキーの解説を担当し、その快活でユーモア溢れる「詳しすぎる解説」で視聴者の話題を集めた。父・雄一郎がエベレスト登頂への挑戦を表明して以降は、医学的サポーターとして遠征やトレーニングに同行。そして2003年、父とともにエベレスト登頂に成功し、日本人初の親子同時登頂を記録する。さらに、2013年にも父をサポートして2度目のエベレスト登頂に成功。その後、順天堂大学大学院医学研究科にて、低酸素下におけるアンチエイジングの研究に取り組み、加齢制御医学分野で博士号を取得。現在は登山やスキーに継続して取り組みながら、ミウラ・ドルフィンズの「低酸素・高酸素室」トレーニングシステム開発研究所長を務め、全国各地で「元気になれる」アウトドアイベントや講義を行っている。その背景には、100歳までスキーを楽しんだ祖父、そして70歳を超えて3度のエベレスト登頂を成し遂げた父の、「いくつになっても元気に挑戦し続ける姿」がある。2023年に北海道グローバル株式会社を設立し、代表取締役に就任。現在、北海道旭川市で「カムイリゾート計画」を推進中。

(おもな経歴)
1981年
父・三浦雄一郎とともにアフリカ大陸最高峰キリマンジャロに登頂
1994年
リレハンメル冬季オリンピックにモーグル日本代表選手として出場
1998年
長野冬季オリンピックにモーグル日本代表選手として出場
2002年
ヒマラヤ・チョ・オユー(8,201m) 登頂
2003年
父・雄一郎の医学的サポーターとしてエベレスト(8,848m) 登頂
2006年
ヒマラヤ・シシャパンマ(8,012m) 登頂
2013年
父とともに2度目のエヴェレスト 登頂
2017年
北米大陸最高峰デナリ(6,190m) 登頂
博士号(加齢制御医学)を取得
慶応義塾大学特任准教授に就任
2019年
南米大陸最高峰アコンカグア(6961m) 登頂
2023年
北海道グローバル株式会社代表取締役に就任