ATHLETE EVERYONE ADVENTURE RACERALPINE CLIMBERCLIMBERSPHOTOGRAPHERRUNNERSSKIERS & SNOWBOARDERS SKIERS & SNOWBOARDERS 佐藤 亜耶 Aya Sato 1995年生まれ スノーボードを始めたのは3歳のとき。関東から新潟に一家で移住するほどスノーボードが大好きだった両親と、3歳年上の姉とともに、家族4人で滑ることが冬の日常だった。ホームゲレンデの石打丸山スキー場には、テレインパークやハーフパイプが充実しており、幼少の頃からフリースタイルに夢中になった。13歳の冬、ハーフパイプのプロ戦で3位に入り、プロ資格を取得。早稲田大学スポーツ科学部に進学後は、スロープスタイルスタイルに転向して全日本チーム入りを果たし、平昌オリンピック出場を目指す。同時に、スタイル重視のセッション形式の大会「AIR MIX」で優勝し、スノーボードコミュニティにとって特別な存在である「TENJIN BANKED SLALOM」で2連覇を果たすなど、柔軟かつ意欲的な活動を続けた。しかし、大学在学中に五輪出場の道が絶たれたことで、一時はスノーボードから離れることまで考えた。けれども、それを機に「大会出場を前提とせず、もっと自由なスノーボードを始めよう」と心機一転。転機となったのは、その後に訪れたニュージーランドで、生まれて初めてバックカントリーを滑った体験だった。これをきっかけに、佐藤の活動の主軸は、自然の雪山にシフト。そこでのライディングを写真や映像に残しながら、フリーライドコンペにも出場し、2019年、白馬で開催されたJAPAN FREERIDE OPENで初優勝を飾り、同大会では2022年まで4連覇を果たす。また、2020年「FWQ Freeride Hakuba 3*」での3位入賞も光るが、やはり特筆すべきは、2025年「NATURAL SELECTION TOUR」での快挙だ。世界中からわずか4名がインビテーションされる予選を制し、日本人として初の本戦出場権を獲得。カナダでの本戦では惜しくも上位進出はならなかったが、世界のトップライダーと肩を並べて戦った経験は、今後の糧になるに違いない。 主な戦績 2013年 「世界ジュニアスノーボード選手権」ハーフパイプ 女子5位 2015年 「TENJIN BANKED SLALOM」オープン 女子優勝 2016年 「TENJIN BANKED SLALOM」オープン 女子優勝(2連覇) 2017年 「AIR MIX」 女子優勝 「31th LEGENDALY BANKED SLALOM Pro」Women 7位 2019年 「JAPAN FREERIDE OPEN」 オープン女子スノーボード優勝 「SNOWBOARD MASTERS 2ng GAME」 女子総合優勝 2019年 SNOWBOARD MASTERS 2ng GAME 女子総合 1位 2020年 「JAPAN FREERIDE OPEN」 オープン女子スノーボード優勝 「FWQ Freeride Hakuba 3*」 スノーボード女子3位 2021年 「JAPAN FREERIDE OPEN」 スノーボード女子優勝 2022年 「JAPAN FREERIDE OPEN」 スノーボード女子優勝 *2019年から4連覇を達成 2025年 「NATURAL SELECTION TOUR」 カナダ本戦出場 EXPLORE ATHLETE 美谷島 慎 Shin Biyajima ヴィクター・デュ・ラ・ルー VICTOR DE LE RUE 三浦 豪太 Gota Miura 佐々木 明 Akira Sasaki BACK
1995年生まれ
スノーボードを始めたのは3歳のとき。関東から新潟に一家で移住するほどスノーボードが大好きだった両親と、3歳年上の姉とともに、家族4人で滑ることが冬の日常だった。ホームゲレンデの石打丸山スキー場には、テレインパークやハーフパイプが充実しており、幼少の頃からフリースタイルに夢中になった。13歳の冬、ハーフパイプのプロ戦で3位に入り、プロ資格を取得。早稲田大学スポーツ科学部に進学後は、スロープスタイルスタイルに転向して全日本チーム入りを果たし、平昌オリンピック出場を目指す。同時に、スタイル重視のセッション形式の大会「AIR MIX」で優勝し、スノーボードコミュニティにとって特別な存在である「TENJIN BANKED SLALOM」で2連覇を果たすなど、柔軟かつ意欲的な活動を続けた。しかし、大学在学中に五輪出場の道が絶たれたことで、一時はスノーボードから離れることまで考えた。けれども、それを機に「大会出場を前提とせず、もっと自由なスノーボードを始めよう」と心機一転。転機となったのは、その後に訪れたニュージーランドで、生まれて初めてバックカントリーを滑った体験だった。これをきっかけに、佐藤の活動の主軸は、自然の雪山にシフト。そこでのライディングを写真や映像に残しながら、フリーライドコンペにも出場し、2019年、白馬で開催されたJAPAN FREERIDE OPENで初優勝を飾り、同大会では2022年まで4連覇を果たす。また、2020年「FWQ Freeride Hakuba 3*」での3位入賞も光るが、やはり特筆すべきは、2025年「NATURAL SELECTION TOUR」での快挙だ。世界中からわずか4名がインビテーションされる予選を制し、日本人として初の本戦出場権を獲得。カナダでの本戦では惜しくも上位進出はならなかったが、世界のトップライダーと肩を並べて戦った経験は、今後の糧になるに違いない。
「31th LEGENDALY BANKED SLALOM Pro」Women 7位
「SNOWBOARD MASTERS 2ng GAME」 女子総合優勝
「FWQ Freeride Hakuba 3*」 スノーボード女子3位
*2019年から4連覇を達成